年金頼りの限界

社会人になって2か月、お給料が振り込まれるのは毎月の楽しみであります。しかし、給料明細をよく見ると、約10%が「厚生年金保険料」という名目で天引きされました。

厚生年金保険料」ってなんだろうと調べたら、それは現在のお年寄りに寄付しているお金で、自分の手元には一生帰ってこないという。

私は怒りました。何で私が頑張って稼いだお金を社会に何も生産性のない人(特にあの辺のパチンコギャンブルオヤジ)にお金支払わないといけないですか?しかも、私より絶対貯金額が多いですし、年金はたっぷり貯まったはず。

しかし、これは現状であり、将来ずっと続くはずがない。人口の高齢化により日本の労働者人口が減り、高年者が増える一方になっています。日本の国債を考えると今の年金制度を維持できるわけがない。

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そう思った矢先に金融庁が6月3日に今の年金制度は「100年世界」で夫婦合わせて2000万が足りないと発表しました。

2000万ということは、夫婦両方とも一か月2万円あたりを貯金しないといけません。大手企業で勤めている人や共働き家庭ならできると思いますが、一般企業で働く人や主婦と子供を抱えている家庭は大変です。ましてや家を建ったり、車を買ったりしたら2000万を貯金するほどの余裕がないでしょう。

子供たくさん産めば補助金が出るという解決策(中国の一人っ子政策の逆)がありますが、そもそも政府にお金の余裕がないのもあり、なかなかできない現状ではあります。

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もう一つの解決策としては労働人口を増やす。現に外国人労働者をたくさん招いていますが(私を含めて)、日本にはどうしても言葉という壁があり、外国人が日本で働くために日本語能力試験(JLPT)のN1/N2を取らないといけない。それは到底数年じゃできないです。そのため、日本には徹底的に英語を浸透させるしかありません。ご想像通り、今の日本には無理です。

正直日本の未来は心配しかないです。

 

日本の泥沼悪循環:

貯金がない → 子供を産むお金がない → 労働人口が減る → 人口老齢化 → 年金が足りない